PR当サイトは、実家の売却・活用・家づくりなどの相談サービスの広告を掲載しています。

空き家の相談窓口はどこ? 最初に行く所と、行く前に手元にそろえる物

PRこの記事には広告(PR)を含みます。

一軒の家の横に、通知書・家の写真・間取り図の3枚の紙が並び、矢印が「市区町村の空き家の窓口」の札を指している絵。「空き家の相談窓口はどこ?」の題名と「最初に行く所と、行く前に手元にそろえる物」の文字

空き家のことは、まず家のある市区町村の空き家の窓口に相談するところから始められます。

とはいえ名義や税金、売るか貸すかで聞く相手が分かれていて、どこへ行けばいいのか迷いますよね。

この記事では、最初に行く所と行く前にそろえる物、窓口ごとに聞くこと、うちの家はどこから相談すればいいかを順にまとめました。最初の窓口に何を持参し、どんな言葉で話を切り出せばいいのかを、持ち帰ってもらえるようにしました。

私自身、親の家をしまうと決めてまだ日が浅く、相談先がどこにあるのかを一つずつ確かめている最中なんです。

2026年10月に、国や市区町村の案内と紹介ページ、相談のQ&Aなど合わせて13件に目を通しました。その中で見えてきた相談の順番を、ここに書き出しておきます。

空き家のことは、まずどこに相談すればいいのか

ある区の案内を読んで最初にほっとしたのは、空き家の相談窓口が建築・法律・不動産・福祉の専門家と連携して相談に応じていると分かったことでした。

それに別の市の案内では、空き家に取り組むNPOなどを市が指定して、相続や売る・貸す・管理の相談に乗る窓口を置いています。

その窓口は弁護士や税理士、不動産や解体の会社と連携して助言をする形です。

しかも相談の例には「実家の空き家を相続したけどどうしよう」が挙がっていて、その市ではまだ何も決まっていない段階でも相談できることが分かります。

ただ、相談できるのは家がその市にあるか、相談する人がその市に住んでいる場合とされていました。

国土交通省の資料にも、市区町村がNPOや社団法人や会社などを指定して持ち主の相談に応じてもらう仕組みが載っていました。

つまり専門家とつながっている窓口なら、そこで話したことが、次に誰に何を聞けばいいかの手がかりになりやすいわけです。

全体の流れの図。1 家のある市区町村の空き家の窓口、2 手元の書類をそろえる、3 窓口で聞く、4 名義・税金・売る貸すの相談先へ

家のことで市区町村から連絡が届いて迷っているときも、同じ窓口に相談するところから始められそうです。

役所の窓口と聞くだけで、少し気おくれしてしまいますよね。

住む人のいない家がこの先どうなっていくのか気になる人には、「空き家を放置すると罰則はある? 置いたままの実家に起きやすいことと、通う・頼む・手放すの選び方」という記事もあります。

では窓口へ行く前に、手元に何を用意しておけばいいのでしょうか。

相談に行く前に、手元に何をそろえればいいのか

ある市区町村の広報は、空き家バンクの相談会を知らせる中で、要る書類として固定資産税の納税通知書の最新のものと顔写真のある身分証を挙げていました。

空き家バンクは、国の案内によると、自治体が運営し、空き家を買いたい・借りたい人が登録された物件を探せる仕組みです。

同じ広報には、あればよい物として家の外と部屋の写真や間取り図、登記事項証明書(土地や家の持ち主の記録の写し)と建築確認申請書も並んでいます。

ある区の案内も、スマートフォンで撮った家や周りの写真と買ったときの売買契約書、納税通知書を相談に役立つ物として挙げていました。

ここまでに出てきた物をまとめると、こうなります。

分け方手元にそろえる物
要る物固定資産税の納税通知書(最新のもの)、顔写真のある身分証
あればよい物家の外と部屋の写真、間取り図、登記事項証明書、建築確認申請書、買ったときの売買契約書

行く前にそろえる物の図。要る物は固定資産税の納税通知書(最新のもの)と顔写真のある身分証。あればよい物は家の外と部屋の写真、間取り図、登記事項証明書、建築確認申請書、買ったときの売買契約書

なので全部がそろわなくても、表の「要る物」の行があれば相談は始められそうです。

あわせて土地や家の場所と広さ、建ってからの年数と名義が誰かを分かる範囲でメモしておくと、話が早く進みます。

それから「売りたい」「貸したい」「まだ決まっていない」など、何を決めたいのかを一言書いておくと窓口での最初の説明に困らずに済みます。

とはいえ、表に並んだ書類のなかには、取りに行く先の見当がつきにくい物も混じっています。

そろえる書類は、どこで手に入るのか

登記事項証明書は法務局の案内によると、オンラインで頼んで郵送で受け取れます。

頼む手順は10分ほどで済むとあり、急ぐときは窓口で受け取ることもできるそうです。

名義が親のままかどうかを相談の前にこの証明書で見ておくと、どの窓口でも話が早いと私は考えています。

一方の納税通知書は、ある市の案内では毎年4月の初めに届き、土地や家の明細を書いた書類も同封されているとありました。

明細に印字された土地の区分が何を意味するのかは、「更地にすると固定資産税はどうなる? 実家を壊す前に知っておきたい、上がる時期と、壊したあとの使い方による違い」という記事で取り上げています。

親の家の書類を一つずつ探すのは、それだけで気が重くなる作業ですよね。

市区町村の窓口では、何を聞けばいいのか

窓口で聞くことは、次の4つにまとめておくと迷いにくいです。

  1. 売る・貸す・管理のことを相談できるか
  2. 専門家の相談会があるか。いつで、どう予約するか
  3. 空き家バンクがあるか
  4. 壊すことも考えているなら、補助金があるか

1つめは、ある市の案内のように相続や売る・貸す・管理を受け持つ窓口がある所なら、専門家と連携した助言を受けられることがあります。

2つめの相談会は、ある区の案内では予約制で1組30分ほどでした。

ですから聞きたいことを先に紙に書き出して持っていくと、限られた時間でも聞きもらしが少なくて済みます。

同じ区の窓口は来て相談するほか電話でも受けていて、解体など建物のことも相談の中身に入っていました。

3つめの空き家バンクについては、ある市区町村の広報で、家の活用の方法を一緒に考える相談会が案内されていました。

その相談会は事前の予約が要り、必要な書類を持って来るよう書かれていました。

解体の補助金を探す手がかりと申し込む時期については、「空き家の解体費用はいくら? 木造30坪の目安と、補助金を工事の前に調べる順番」という記事が手順ごとに案内しています。

市区町村の窓口で聞くこと4つの図。売る・貸す・管理のことを相談できるか、専門家の相談会の日と予約、空き家バンクがあるか、壊すなら補助金があるか

とはいえ、名義や税金と聞くと、それだけで少し身構えてしまうものなんです。

少し堅い話ですが、ここからは、その2つを受け持つ窓口のほうを順に見ていきます。

名義や税金のことは、どこで何を聞けばいいのか

相続の登記で分からないことがあれば、予約制の手続きの案内をしている近くの法務局か、司法書士へ、というのが法務省のQ&Aの答えでした。

そこで聞くことを「名義がいま誰になっているか」「書き換えに何が要るか」の2つにしぼり、登記事項証明書を持っていくという進め方もあります。

税金のほうは国税庁の案内によると、国税局の職員が答える電話の相談の窓口があります。

しかも税務署で会って聞くときは、先に予約をして、そのときに持っていく書類を伝えてもらえるわけです。

売ったときの税のように、うちの場合の計算まで確かめたいことは税理士に聞く方法もあります。

親から受け継いだ家を手放すとき、名義と税をどんな順で片づけていくかは「相続した実家を売るときの税金は、何をどの順で確かめる? 名義・特例の期限・聞く相手」という記事が参考になります。

家の行き先が売る・貸す・壊す・残すのどれかに固まったら、それぞれの相談相手を一覧にした「実家じまいの手順。何から始めて、誰に何を聞けばいいのか」という記事が役に立ちます。

窓口の種類が見えてくると、うちの実家ならどこへ一番に足を運べばいいのかが知りたくなるわけです。

うちの実家は、どこから相談すればいいのか

ここまでを、家のいまの状態ごとに並べ直すと、こうなります。

家のいまの状態最初に行く所持っていく物
名義が誰になっているか分からない法務局(登記事項証明書を取る)取った証明書は、次の窓口へ
壊すかどうか迷っている市区町村の空き家の窓口納税通知書、家の写真
売る・貸すを考えている市区町村の相談会か、不動産会社納税通知書、間取り図、買ったときの売買契約書
何も決まっていない市区町村の空き家の窓口か、何社かから案をもらう納税通知書、身分証、何を決めたいかのメモ

うちはどこからの図。名義が誰になっているか分からないなら法務局(登記事項証明書)、壊すかどうか迷っているなら市区町村の空き家の窓口、売る・貸すを考えているなら市区町村の相談会か不動産会社、何も決まっていないなら市区町村の空き家の窓口か何社かから案をもらう

あるQ&Aサイト(2021年3月)にも、親が亡くなって空き家になった実家について「これから何をすればいいか教えて下さい。」と尋ねる質問がありました。

「どうしよう」という段階の相談を例に挙げている市区町村もあるので、表の「何も決まっていない」の行に当てはまっても、気おくれせずに聞いてみてよさそうです。

窓口へ行く前に、どうするかの案を手元に並べておきたい人には、何社かから案をもらう方法もあります。

タウンライフの空き家解決の紹介ページには、どうしたらいいか分からない人に向けて「まずは解決プランを比較しましょう」と書かれています。

複数の会社から案をもらう場合でも、利用者の側に料金はかからないとのことです。

「考えの整理ができる」という言葉も並んでいて、案を並べてみると次にどの窓口で何を聞けばいいかも見えてきやすいです。

申し込みの画面でどんな問いが出てくるのか、どんな形の案が手元に来るのかは、「実家の空き家をどうするか決まらないとき、解決策の診断を頼むと何が届く? 申し込みで聞かれることと、届いた案の見方」という記事に書かれています。

なお、なじみの司法書士や不動産会社など相談先がすでにある人なら、そちらへ直接持ちかけたほうが話は早く進みます。

手放すことは家族で固まっていて、いくらくらいになりそうかだけを早く知りたい人は、「空き家の売却査定を何社かに頼むと何が届く? 値段が会社で違うわけと、査定書の見方」という記事から読むと遠回りになりません。

相談先は一度に全部決めなくても、手元の書類をそろえて最初の窓口で話してみれば、次の相談先は順に見えてくると私は考えています。